2013/3/2~ 60cm水槽立ち上げ

 今年の一月ごろのこと。我が家のコリドラスに寄生虫と思しき症状が出てきたため、魚病薬を購入し一週間の薬浴を行いました。
 薬は効いたようで寄生虫は無事いなくなり、来週の休日には本水槽に戻せるだろう……と思っていたのですが、インフルにかかったりで延び延びに。
 そしてコリドラスがいなくなったためか、本水槽で同居していたアカヒレの稚魚が大量発生。さらにコリドラスも産卵するわのベビーラッシュ到来。
 アカヒレベビーもちびコリも順調に育っているようで嬉しいのですが、このままではアカヒレ&コリ&ドジョウ(あとエビ)の田砂水槽がヤバイ。そんなわけで予定は未定だった60cm水槽を急遽立ち上げることにしました。

 とりあえずこのページに立ち上げの記録を残しておこうと思います。

 (3月9日撮影)右上に見える黒い棒っぽいのがアカヒレチビ。底の方にコリチビもいます

その1 水槽を準備する

 60cm水槽立ち上げに際して、どの水槽にするかはある程度決めていたので、結構早く揃いました。

  • 水槽:鈴木製作所の60cmフレーム水槽&ガラスフタ2枚
  • 水槽台:マーフィード ウッドキャビ
  • フィルター:エーハイム500&エーハイムメック
  • 照明:スカイライトスリム
  • その他:田砂、コトブキ クリアフィルム(アッシュブラック)

 水槽はフレーム水槽。オールガラスもおしゃれでいいのですが、ウッカリぶつけて割るのが怖いので。
 60cm水槽は結構な重量になるので、水槽台は専用のものを選ぶ方が良いようです。オーダーメイドとかもあるらしいです。
 ものによっては届くまでに時間がかかる場合があるので、なるべく余裕を持って注文するようにしましょう(言えた義理ではない)

その2 水槽と水槽台のチェック

 水槽と水槽台が届いたらまずは破損などがないか確認。水槽台は組み立て済みなので、水槽の設置予定場所に置いてぐらつきなどが無いかを確かめました。ついでに本当にここに設置で良いか、レイアウトの再確認もしておくといいかもです。
 水槽はバックスクリーンを貼った後、水槽台に置いて水を半分くらい入れ、水漏れが無いかを確認します。ついでに入れた水で内側を軽く洗い、水槽台がぐらついていないかを再度確認。水槽も水槽台も異常は見られなかったので、いったん水を抜いて底床の用意を始めました。

その3 底床を敷く

 40cm水槽からのお引越しなので、底床は同じ田砂を選びました。ちょっと大きい水槽なので3㎏。
 粒が細かく、角も無いのでドジョウやコリドラスには最適です。

 適当な容器に入れて水道水で3回くらい洗い、水槽に移します。あまりやり過ぎると、洗った勢いで粒が細かくなる→水が濁るのループになるので、ほどほどに適当に。

「うむ、こんな感じk……あっ」
 (15分ぐらいがさごそ)

 もう1㎏あったのを忘れていました(左の袋)。これもぱぱっと洗って水槽にぶちこみ。
 容器に残った田砂も、カルキ抜きした水を使って水槽に入れました。厚さは大体1cmちょっとでしょうか。ちょっと薄いかもと思いましたが、水草メインではないし、いずれ40cm水槽の田砂も移すことを考えると丁度いいぐらいかな。

その4 水を入れる

 底床を入れ終えたので、カルキ抜きをした水を入れていきます。自分はテトラのカルキ抜きと水質調整剤を使っています。
 10リットルバケツに水道水を汲み、カルキ抜きと調整剤を投入。水槽に注水……と、単純ですがわりと大変です。約30リットル入れてもまだ折り返し地点です。大きな水槽が水で満ちていくのを見ているとテンションが上がりますね。後半はちょっとハイになりました。

 途中でフィルターの存在を思い出したので、注水をいったん中断しました。水草やらを入れるのもこの辺りがいいと思うのですが、スッカリ忘れていました。

その5 フィルター設置

 ドキドキの外部フィルター設置です。濾材はエーハイムメックというリング濾材を2リットルと、立ち上げの前準備として水槽に沈めておいたリング濾材。
 エーハイム500の容量は3リットルなのでもうちょっと入ると思うのですが、40cm水槽で使用しているリング濾材も入れようと思い、少し余裕を開けました。
 説明書を読みながらパーツを付けていきます。シャワーパイプを使おうとしたら、水槽の奥行きより長い……ワイド水槽に対応しているのかな。下画像みたいに縦に設置したりと試行錯誤しましたが、結局切って短くしました。

 給排水パイプは固くてカーブさせづらいので、排水パイプをいったん斜めに取り付けて、後日ホースケーシングを購入しました。
 よく言われていますが、水流が強いので水槽のガラス面に向けて水が出るようにすると丁度いいです。下の画像は一週間後に撮ったものです。

 注水再開~。立ち上がりを早くするために40cm水槽から種水を拝借します。念のためにスポンジフィルターをニギニギして洗った水も入れます。  水を入れ終えたらフィルターを起動させます。しばらくエア噛みの音がしてましたが、モーターヘッドを軽く横に振っていたら収まりました。

その6 ライト点灯&仕上げ

 フィルターが問題なく稼働したので、40cm水槽から水草を移します。マツモ、アナカリス、グリーンミリオフィラム、流木に付けたアヌビアスナナ。あと新しく購入した石付きバルテリー。浮き草(アマゾンフロッグピット)も少し移住。
 水草も完了したらガラスフタをかぶせて、ライトを乗せて点灯。

 画像は生体を入れた後のものです。キューブにいたコリドラスを立ち上げの翌日、次の週にアカヒレの順で移動させました。
 そのうち残りのドジョウとヤマトヌマエビも移住させる予定。