記録:底床の使用感編(ソイル・田砂・砂利)

 今まで使ってみた底床についての使用感など。種類はそれほどありませんが。

ドクターソイル

 最初に立ち上げた30cm水槽ではソイルを選びました。使用したのはコトブキのドクターソイル2kg。
 ソイル全般に言えると思われますが、最初に水を入れた時はゴミが浮かんできます。注水→水面のゴミを取り水抜き→再度注水でゴミを取り除くとよいです。

 色合いは結構明るめ。ライトをつけた状態で下画像のようになります。(画像は以前twitterに投稿したもの)

 ソイルは長期間使用していると、粒が崩れてしまったり肥料切れを起こすため、いずれはリセットが必要になります。
 ドクターソイルは1年半ほど使っていましたが、粒の崩れはほとんど見られませんでした。ピンセットで誤ってつまんで潰してしまった時ぐらいです。
 肥料切れは目に見えないのでわかりませんが、植えていた水草の育ちが急に悪くなったりなどは起きませんでした。水草をどっさり植え込んだ時はまた違ってくるかもしれません。
 水質に関しては、若干pHが低くなる傾向がありました。ただ、生体の数が原因だったかもしれませんので参考程度に。

田砂

 田砂は粒が細かく角もないので、コリドラスやドジョウに最適な砂利です。40cm水槽から使い始め、現在は60cm水槽の底床になっています。
 水替えは水作のプロホースで行っていますが、比較的重い砂なので水と一緒に吸いこまれることもないので安心してザクザクできます。

 色合いは照明に左右されます。光を遮るものが無い状態だと白味が強くなり、魚の色が飛びやすくなります。
 画像ではわかりませんが、浮き草などを入れるとアカヒレの体色が明らかに濃くなりました。

 短所としてはリセット時の手間でしょうか。アクア用品メーカーから出ている砂利スコップだと目が粗すぎて掬えません。
 40cm水槽から移し替えるときは、ある程度は水ごとコップで掬い、少なくなってきたら水槽に水を入れ、舞い上がった田砂を吸い出すようにして取り出しました。

和彩 すみ色/五色

 黒系の底石が欲しくて、選んだのがこれ。スドーのファントムブラックも考えたのですが、水がアルカリに傾くというのを見かけたので見送りました。購入はしたので何かの機会に使いたいですな。
 粒は大きめ。エビ水槽に底面フィルターを採用したので、底面フィルターの隙間に落ちにくいのがいいですね。

 水に入れるとほぼ真っ黒になります。水槽にいるのはチェリーシュリンプですが、赤色が目立っていい感じです。水質にも影響は無いはず…。
 短期間ですが五色も使用していました。よくある五色砂で、白が多めです。

湧水の砂ミディアム

 40cm水槽のリセットのために選んだのが「湧水の砂ミディアム」です。色はやや黄色寄り。粒は和彩より小さく、田砂より大きいといったところ。丸くて形が揃っているので、見栄えはなかなか良さげです。

 また、粒の大きさが水草を植えるのに丁度いい感じです。4/29時点ではアマゾンソード、クリプトコリネ、ロタラインディカ、ウォーターマッシュルームを植えています。
 水草は固形肥料を埋めた状態で、ゆっくり成長しています。魚たちも元気なので、水質への影響もほぼ無しと言っていいでしょう。

2013/04/29