SPF+スライドベースフィルターミニ

SPFを底面化してみる

 40cm水槽リセットの際、30cm水槽で外掛けフィルターと併用していたスペースパワーフィットS(以下SPF)を底面化させようと思い立ちました。
 拡張パーツとして「ボトムユニット」が出ているので購入しましたが、一つ問題が。40cm水槽の底床として選らんだ湧水の砂が、ボトムユニットの穴より若干小さい! 困ったときの鉢底ネットも目が荒くて使えない。かと言ってこのまま使って問題が起きても困るので、代替品を探すことにしました。

 選んだのは、ニッソーのスライドベースフィルターミニ。面積が小さいのが購入の決め手でしたが、ボトムユニット付属の延長パイプがぴったりはまるサイズでした。湧水の砂が落ちる心配もないし、これなら大丈夫そうです。

 画像は再取り付け後のものです。
 取り付けて稼働しましたが、問題はなさそう。ついでにディフューザーも付けてみました。電源一つで底面フィルターとディフューザーが使えるのはなかなかの利点。ディフューザーの水流で、クーリーローチやラスボラヘンゲリーが時々遊んでいます。

ネオンテトラとプレコと飼い主の苦難

 ここからは取り付けてから気になった部分や問題点をいくつか。
 まず、水作のディフューザー機能ですが、それなりに勢いが無いと泡が出てきてくれません。排水口の水深も関係がありそうな気がするのですが、確かめたわけではないのでここは不明です……。
 水流が苦手な魚がいる場合は、シャワーパイプを繋ぐなどして水流を分散させた方がよいでしょう。

 で、SPFの以前からの問題点が、吸盤がヘタれやすいということ。フレーム水槽だと電源コードの都合で余計外れやすくなるようです(下画像の赤矢印の方向に力が働いてしまう様子)
 現在は水作の「チューブぴたっと」でコードを固定しています。

 外れて傾いたSPFと水槽のスキマにネオンテトラが挟まってたりプレコが滑り込んだりして大変危険。どうも底面フィルターの位置がまずかったのか、リセット直後はやたら外れやすくなっていました。ので付け直し。
 幸い底面合体状態なら底面フィルターと底床が支えてくれるので、SPFと底面フィルターを合体させてから、SPFが水槽の角にはまるように調整するとよいです。
 再設置前はSPFと底面フィルターを繋ぐパイプが見えている状態でしたが、SPFが動きにくくなるようにパイプも底床に完全に埋めました。クーリーローチやオトシンにちょうどいい隠れ場所になっていたようですが、スキマに挟まってしまうリスクを考えたら仕方ない。

 あとわりとどうでもいい部分ですが、SPF下のスリット部分(単体で使っている時、黒いスポンジが入っている部分です)にゴミが溜まっていくようです。ウールでも詰めておけば良かったかなあ。

2013/05/19